グランマガザンえぞ屋さんはてな支店

世界中のナウくてマブいおもしろ音楽物産展です🍣

シャニマス楽曲の『アルストロメリア』をほめまくりたいの陣(コード譜とリズムアナライズもあるよ)

 

(※、『アルストロメリア』配信開始にともない、めちゃんこ読みづらかった文章を若干整理いたしました。整理前のを読んでくださった人にはマジ感謝&リスペクト…コード譜はいっちゃん下にあり〼ゼ)

アルストロメリア

アルストロメリア

  • provided courtesy of iTunes

 

 ヤーーーーっっバいじゃないスかアルストロメリアアルストロメリア、というわけで「BメロのリズムチェンジはCRCK/LCKS"Goodbye Girl"のそれとほとんど同じ構造である」ということを書きにきました!!

 当楽曲はアイドルマスターシリーズの最新作『シャイニーカラーズ』で活躍するゲーム内ユニット『アルストロメリア』の最初の持ち歌その名も『アルストロメリア』なのですが、Bメロにまさに当ブログオリエンテッドな仕掛けが用いられており、つまりそれは(変拍子ではなく)クロスリズム/ポリリズムであるということなのですがそれはともかく!!!

 

 「え〜〜いやでもゲームのアイドルソングでしょ〜〜?」と侮るなかれ、リズムチェンジのみならず全体を貫くバイブスは『ピチカートファイブミーツモーニング娘。』的、つまり渋谷系とファンクのイイトコ取りで非常にポップかつ土着的です。ディスコに手をかけたときのSMAP楽曲のそれと遜色ない強度を持つアイドルポップなので、ゲームをプレイする(タダだよ!!)なり、だいぶセリフかぶってますが以下動画で確認するなりでぜひ一度聴いていただきたい、、、

 というわけでBメロのアナライズとコード譜を掲載いたしましたので、楽曲をより楽しむためのてびきとしてぜひ活用していただけますと非常にチョベリグでございます。

いかがでしょうか? 0:46~、みなさんの耳にはどのように聞こえましたでしょうか?

普段からヒップホップやジャズといった音楽を聴いている方には「ん、、、フツーに4拍子、、、?」かもしれません、それではドンドンパフパフ確信にせまっていきましょう。

 

 というわけで、今回はこのBメロ0:46~のリズムチェンジについてキッチリ理解するために変拍子とクロスリズムを基礎からさらって…いく、つもりだったのですが、筆が折れて、というより文字通り手首が折れているのでカンタンにやっていきます。

「型が完成しきっているJ-POPの(ベタさの)どこを破格するか?」という問題に、本作は特にリズムの面でトライしているというお話です。いきます!!

 

1, リズムを編み変える力(幸福の多様な在り方へ)

 この楽曲は『4拍子で、その1拍1拍は4分割されている』というリズム構造からスタートします。

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(マルのついている拍を使って↑の歌メロをつくっている)

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 この『4拍子、4分割=16拍』という構造は、クラシック、ロック、アニソンドルソンメタルヒップホップ演歌EDMなどなどジャンル関係なく、世界中のひっっっっじょうに多くの音楽に偏在している拍子/リズムです。

 

 世界中に偏在しているということはすなわち「ポップであり、耳なじみがして聴きやすい」と同義であり、必ずしも『チャートインしている=広く大衆に浸透している』という図式が成り立たなくなっている日本のヒットチャートですが、それでも今週(7/2/2018)のオリコンチャートTop10に入っている楽曲はすべてこの『4拍子、4分割=16拍』というリズムで作られている楽曲でした。

最新オリコンシングルチャートTop 10 (2018年07月02日 / Week 27) - NAVER まとめ(リンク切れ)

 『オーバーグラウンダーによるアイドルソング』という、大衆に届けなければその意味を為さない楽曲が、そんなポップな構造を採用するのは至極あたりまえのことです。

ことなのですが、、、それにしたって遊びがないじゃあないッスかみんな同じじゃ!!!!

幸福のかたちが人それぞれであるように、この楽曲もリズムの多様性に満ち満ちています。そこがとても魅力的、かつマヂ泣きポイントなのです、、、😭😭😭

 

 イントロからAメロの終わりまで『4拍子4分割』というキャッチーなリズムで聴き手の耳をガッチリつかんだのち、Bメロに入った瞬間(0:46~)、楽曲は一瞬であらたなリズムへと変貌します。

ずっと同じ顔で笑っていたり怒っていたりする人は「あぁ、この人はよく笑う/怒っている人なんだな」という認識で止まってしまいがちですが、『さっきまで笑っていたのに、今はとても悲しそう』だったり『さっきまで怒っていたのに今は笑っている』という人がいたら、我々はさまざまな形で心を動かされがちです。

表情の変化は強い興味を生みます。それは音楽でも同じであることを、この曲やあなたの好きな別の楽曲で身をもって体験しています。

 

2, わくわく! アルストロメリアBメロのつくりかた講座

 ・1, これがイントロ~Aメロ終わりまでのリズム構造。4拍子の1拍1拍それぞれは4分割されており、この16拍に沿ってフレーズが作られています↓

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 ・2, Bメロに入った瞬間、4分割していた1拍1拍をこんどは3分割に割り変え、今度はこの12拍に沿ってフレーズを作ってゆく。

1小節に入る拍の数の減少により、減速感が生じます(実際には減速しておらず、あくまで『感』)

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(参考動画です。この『拍の分割数を変える』という手法はジャズやヒップホップなど、日本の大衆音楽とはすこし距離のある音楽では基礎スキルとなっています。

1拍を分割する数を3から4に変えただけでテンポが速くなったように聞こえたり、4から3に変えただけでテンポが遅くなったように聞こえると思いますが、テンポは一切変わっていません)

 


 この『アルストロメリア』のBメロでは、1拍の分割数を『4分割=16拍』から『3分割=12拍』に減らすことで、今まさに上の参考動画で感じたような減速感を作りだしているのです。 

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(こちらも同じく『マルのついている拍を使って↑の歌メロをつくっている』の図です。スペースの都合で「みーがー」の部分まで)

 

 というわけで、"アルストロメリア"では『1拍の分割数を変えることで、小節のおおきさを変えずにリズムチェンジする』という、非常に大胆かつJ-POPではあまり見ることのできないマイノリティーな技法が使われています。

 1つの規律の内ですべてを完結させてしまおうとはせず、他の存在も認識し受け入れる(4分割=16拍というマジョリティーも、3分割=12拍というマイノリティーも、ひとつの楽曲の中で並存させる)という、まさに万人を照らすアイドルの持ち歌として歌われるには10000000000000000000000000000000000000000000000000000点(恒河沙)の強度を持っている楽曲であるといえるでしょう。マヂ泣き…😭😭😭

 

(「Bメロに入ってからのリズムが12拍になっている」というのは今書いた通りですが、この『12拍』という構造は、4拍子と3拍子を同時に内包している、『クロスリズム/ポリリズム』の構造であるといえます。

 『クロスリズム』とは、この図のように、

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『1小節の中に入っている拍の数の公倍数/公約数によって2つのリズムが並存している状態』のこと。

この譜面↑は4拍子と3拍子のクロスになっています。"アルストロメリア"Bメロもこちらの楽曲も、同じ『12拍』の構造です↓

おおよそのフレーズ、ベースラインなどはこのように4拍子でも3拍子でも聞くことができます。どちらでも取りやすいよう、音の配置にこまやかな心遣いがなされています。

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 『アルストロメリア』は、バンドが強調しているのは6=2拍子のほうだけなので「クロスリズム/ポリリズムを利用して減速感を生み出している」とはすこし言いづらく、また同時に3拍子側のリズムはすこし取りづらいかもしれませんが、この曲と同じ12拍を基礎構造にしているため3拍子でもリズムをとることができます。リズムリテラシーの向上ですよコレこそが!!!!

 

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これが"アルストロメリア”Bメロのリズムの骨格です↑、同じ12拍の構造モデルですが、どちらかというと3拍子ではなく6拍子=2拍子のアクセントになっているのでポリリズムにはなっていません。

 また、ここでなぜ『6拍子=2拍子』になるのだという疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、このような塩梅になっています↓

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読みづらい!!! 要は「"アルストロメリア"みたいに『123、223』ってリズムだと2拍子だと考えられるし、『12、22、32」というリズムだと↓

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3拍子の1拍1拍を2分割したかたちと同じになるから3拍子じゃね?」というおはなしでした)

 

 あの曲(ハノイ)のベースラインと同じく、"アルストロメリア"Bメロも4拍子でも3拍子でも書記できる…というわけで、

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さっきは上の『4拍子』の視点からBメロ冒頭を採譜していましたが、下の『3拍子』側視点で書くととこうなります↓

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クロスリズム構造をもつ楽曲は、このように『(同じ内容を)2通りの拍子で書記できる』という特徴をもっています。以上"アルストロメリア"とハノイをムリヤリ絡ませたかったがためのクロスリズム/ポリリズム講座でした(V7-I♪)

 

(「クロスリズムってポリリズムじゃないの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、ここはおそらく「人による…」という鬼微妙な部分で、人によってはクロスリズムもポリリズムPerfumeポリリズムとしますが、自分の学習したペン大・菊地メソッドではクロスリズムもPerfumeポリリズムも『ポリリズム』とはみなしていませんでした。クロスリズムからさらに割り変えた先にポリリズムがある…という考えのようです。詳しくは…『モダンポリリズム』を受講!!

菊地成孔 "ビュロー菊地チャンネル「モダンポリリズム講義 第11回モダンポリリズム 第11回 - YouTube

ビュロー菊地チャンネル(菊地成孔) - ニコニコチャンネル:音楽)

 

 そうして6拍子をつくり優雅にお姫様ワルツ気分を堪能したところで、「優しくそーっと」の部分(0:55~)、4拍子側の視点で3拍目と4拍目にシンバルが「シャーンシャーン!!(イクラちゃん)」と鳴らされるので、「はーいクロスリズムおわり!! 4拍子に戻るよ〜〜〜!!」という予告がなされます。

 そして続く「手を取ってくれますか?」のフレーズ、実際はここからふたたび『4拍子4分割』のリズムに復帰しているのですが、

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この「手『を取って』く『れますか』」の部分が、直前まで鳴らされていた3分割のリズムでしか作れないフレーズの近似値(似てるけどビミョーに違う)になっていて、この橋渡しのおかげで違和感なく再度4分割の世界に移行しているのです。ここがすごい!! 『このクロスがすごい2018』!!

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(「これ↑に似ているから橋渡しがすんなり行く…」というおはなしです、下図は実際の『れます』の音符の長さを可視化したもので、下にまっすぐ整列しているのが近似値の2拍3連符。1拍目の発音のタイミングは同じ、そして2拍目の位置が両者とても近いため、実際のフレーズは2拍3連ではないのにそう錯覚してしまうのです。

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直前まで3分割の世界だったので、3分割のリズムのフレーズに似ているフレーズを持ってくることで『3分割→4分割』への移行をとてもスムースにしています)

 

 そして「チュッチュッチュッ」というアイドルソングのお手本のような可愛らしさを全面に押し出したフレーズでサビに入っていきますが、1拍が4分割されているのか3分割されているのかがわからない、4分音符だけのフレーズを配置することで、ここで完全に『3分割→4分割』への移行を完成させています。

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(※、あきらかに男の字で「チュッチュッチュ♪」と書く&打ち込むのがためらわれただけで、実際は43小節めのこの3つの音が「チュッチュッチュ♪」です)

 

3, そしてCRCK/LCKS"Goodbye Girl"のリズムアナライズ

 また、ここに来てやっと「冒頭の伏線回収!!!」といった趣きですが、この『4拍子4分割→3分割→4分割』のリズムチェンジとまったく同構造をもつ楽曲が超圧倒的実力派バンド"CRCK/LCKS"の代表曲"Goodbye Girl"なのです。

 最初(0:23~)は『4拍子4分割』で始まりますが、

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ブレイクを挟んで0:43~に突如分割数が3へ変化し、"アルストロメリア"のようなサプライズ効果をリスナーにもたらしています。

f:id:hamamotodanko:20180711140311p:plainまた、この曲も短いスパンで3分割⇄4分割を往復し、「今やってるのはクロスリズムだよ〜〜変拍子じゃないよ〜〜」というクロス(ポリ)リズム啓蒙的な感覚のあるプレイであるように聞こえます。

(アッ譜面の頭に「4/4拍子」書き忘れてる、色鉛筆書きも相まって立ち上る『ようちえん感』)

 

4, 「えっまってアレ変拍子じゃないの?」

 そしてこれがひとつ問題、というかリズムチェンジ的な意味合いにおいて"アルストロメリア"と対を為す楽曲だと思うのですが、シンデレラガールズの"ラブレター"はお聴きのように、

4拍子から変拍子を用いて3拍子につくりかえています(こちらも3拍子ではなく倍の6=2拍子フィールに近いですが)。

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(そして1:03からまた4拍子に戻るので、今度は図中のヤジルシを逆行します)

 

 "アルストロメリア"のリズムチェンジは4拍子の1拍1拍の分割数を変えているだけなので1小節のおおきさは変わりませんでしたが、"ラブレター"は変拍子、4拍子の1拍1拍のうちの1拍を削ぎ落としてしまっているので1小節のサイズが収縮しています。

このように小節のおおきさが変化するものが変拍子、しないものがクロスリズム/ポリリズムです、というわけでこちら"ラブレター"はクロスリズムではありません、そして "アルストロメリア"は変拍子ではありませんココ要注意!!

(ただし、クロス/ポリリズムも、応用編に進むと小節のおおきさが変化するものもあります。その例はこちらなど↓でドゾ)

嵐の新曲『未完』のリズムの先進性(『今ジャズ&ポリリズム』ってなんだろ?) - グランマガザンえぞ屋さんはてな支店

 

5, その他、ほめ倒したかったけどできなかった部分などなど

 …を箇条書きで列挙します。褒め倒したかったな…

 

・冒頭に書いた『ピチカートファイブミーツモーニング娘。』、P5要素はAメロのピアノのバッキング(しかもコードがD△7、メロディが『ミ=9th』になっているのでジャズっぽい)、モー娘要素はイントロとサビのコード進行(いわゆる『J-POP王道進行』)から聞いている、と思う…

SMAPは…この曲をSMAPの歌声に変換しながら聴いてください…(強引) Aメロは慎吾ちゃん→草彅くん、Bメロ吾郎ちゃん→中居くんからの「チュッチュッ」はキムタクで…

 (※追記、そしてこのJ-POP王道進行、うわーォなんとEW&Fによる最高of最高超ド級ダンスクラシック"September"のコード進行とおんなじ!

「この曲のもつ『みんなで踊って超ハッピーなディスコティーク感』は、あのセプテンバーと共通のハーモニーに由来するものです」くらい言えないとソウルファン失格じゃん!!! 来月からソウルファン見習いとして再度頑張ります!!!)

 

・動画だとセリフまるかぶりなのでわかりませんが、ゲームだとキックの音量がメチャデカい超ハッピ〜〜〜仕様になっています。「全部タダでいいのか!?」ってくらいタダなので興味があればぜひ遊んでみてください!!↓

アイドルマスター シャイニーカラーズ(シャニマス) | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

 

・Aメロ0:24~などの"A - Bm7 - Cm7 - C#m7 →"がオシャレ。bIIIにディミニッシュ使ってないのでさっぱり風味。

 

・0:30~の"bVI → bVII → I"はクールジャパンオリエンテッド的な、ドルソンアニソンゲーソンでおなじみの進行。

短調(暗い世界)からやってきたコード』から強引に『長調(明るい世界)のコード』に接続するためブチ上がるというか情緒不安定というか、推しとか嫁を目の当たりにして感情がバグっているさまを音で描写するとこうなるのだと思う(てきとう)

The Beatles - Penny Lane - YouTube

サーポールも0:27~など、この曲でバグりまくっています

 

・Aメロふた回りめの「凛々しくいよう 強くなろう」って言葉の重ね方が好きです、そしてメロディから『戦場のボーイズライフ』感じるんだけどなんで…?

小沢健二/戦場のボーイズ・ライフ - YouTube

Black Box - Everybody Everybody (Official Video) - YouTube

(※、なんでだろうな…

と思ってたけどアルストロメリアを歌おうとすると「りーりしくいよー、つーよくなろォ、そんな日を探していたーけど、なーんて単純でぇー…バーカーな俺…?🤔」になっていたことに気付き、"戦場のボーイズライフ"と"強い気持ち・強い愛"を混同していたという事実が明らかになりました。なんて単純で…)

小沢健二 - 強い気持ち・強い愛 Official 魔法的字幕 - YouTube

 

・ Bメロのピアノのコンピング(伴奏)、パッと聞きかなりジャズぽいですがテンション(ジャズっぽくコードの輪郭をボカす音)盛ってるのはたぶん頭の"D△9"のみで、他は音の積み方でそれっぽく聞かせています。リズムチェンジが同時に行われているので情報量整理のためにそうしたのかもしれません、このおかげでボーカルも歌詞もスッキリ聞こえる!!

 

・そーそーそー、ここもリズムと同じくらいガッツリやりたかったんですけどブルーノート!!!

ブルー・ノート・スケール - Wikipedia

 サビうしろの「さい『れん』らーぶ」とかに顕著ですが、以前書いたように、

今週はK-POPえーんだアイマス!!! - グランマガザンえぞ屋さんはてな支店

『日本人がポップスやるときにブルーノートのピッチどれだけ揺らすか問題』ってあるじゃないすか(ない)、ジャズとかR&Bガラミじゃない人の日本人最高値は諸aikoさん楽曲とか、同じくアイマスのこの曲(1:27~)だと思うのですが、

【アイドルマスター2】ALIVE(日高愛) - YouTube

アルストロメリア』では清潔(きっちりミ♭)なブルーノートが使われています。ブルースが生得的ではない日本の大衆音楽においてはともするとケレン味と感じられてしまう可能性があるキケンな(だからこそ魅力のある)音程なので、ここではリスクは回避しながらもスパイスとしてほんのひと摘みだけ混ぜられています。

 

・Bメロ終わり、III7からサビに行くとこにJ-POPの臭み付けというか、他パートのドミナント"IIm7/V"との差別化が図られておりめちゃんこ印象的。

そしてサビとイントロアウトロはコード進行同じでミニマルな作りに。じすぃずあむぇりか(ガンビーノ)な構成ですね。

(※、ビギナーさまのために追記しておくと、J-POPは『AメロBメロサビのコード進行がすべて違う』ということがほぼあたりまえなのですが、逆にアメリカのR&Bやヒップホップではイントロからアウトロまで、一曲通してずっと同じコード進行でひっぱるのがあたりまえなのです。

このような『係留感=その場に留まることで音楽を展開していく』はアフリカ音楽の特徴である、と当ブログ鬼リスペクトの菊地成孔氏・大谷能生氏はその著書で述べています)

 

・そして同時期にドロップされたミリオンの新曲とこの曲、引用元と楽曲の雰囲気は近いのですがつくりが微妙に違っていて、アルストロメリア"はメジャー側に重力を置いてるのでカラッとハッピーな響きですが、

【アイドルマスター ミリオンライブ!】「花ざかりWeekend✿」「RED ZONE」試聴動画 - YouTube 

閃光☆HANABI団 咲くは浮世の君花火 視聴動画 THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 10 アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ - YouTube

このディスコチックな曲調でマイナーに重力を置きすぎるとメチャクチャ湿っぽいというか泥臭くなるというかJ-POP臭くなるというか、関ジャニの"ズッコケ男道"ぽくなるというか…(どの曲も最初からそこ目がけてて見事大成功してますけんども!!)

 特に『花ざかり』の方ははじめて聴いたとき「ウワッこれすげえ!! Mステで歌ってそう!!」になったので、やはり男道よろしくソコ狙ってるんだと思います。制球力よ…

 

 というわけで大変おまたせいたしましたコード譜です!!

今回もV7がsusなのかsusじゃないのかが不明瞭ですが、「いずれにせよレラティブメジャーじゃガハハ!!」と思ってるので…(パーカーと濱瀬先生を都合よく使うな💢💢💢)

 というわけで次のページは今回アルストロメリアといっしょに取り上げているCRCK/LCKSの3rdEP"Double Rift"の感想・レビュー大会となっておりますぜひ見てねそれでは!!

 

・Key=A/F#m, BPM=140, 4/4

[Intro1] 8ms

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - E7 → A →

[Intro2] 8ms

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - E7 → A →

[A] 16ms

D△7 → C#m7 → Bm7 → A - Bm7 - Cm7 - C#m7 →

D△7 → C#m7 - F#m7 → Bm7 - C#m7 →  F△7 - G →

D△7 → C#m7 → Bm7 → A - Bm7 - Cm7 - C#m7 →

D△7 → C#m7 - F#m7 → Bm7 - F△7 → A →

[B] 10ms

D△9 - E7 → C#m7 - F#m7 →

D△9 - E7 → A△7 - F#m7 →

D△9 - E7 → C#7 - C#7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 → AonC# →

Bm7/E → Bm7/E - E7 - C#sus4 - C#7 →

[C] 8ms

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - E7 → A →

[Out1] 4ms

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - E7 → A →

[Out2] 4ms

D△7 - Bm7/E → C#m7 - F#m7 - F#m7 - F#m7/E →

D△7 - E7 → A

 

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