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世界中のナウくてマブいおもしろ音楽物産展です🍣

<速報>菊地成孔さん新バンド"song-XX"結成!!!!!!!!!!!

 

 先月から今月にかけていろいろありまして、結果右手がブッ壊れただけで何とか事なきを得たのですが「ここで速報打てなきゃこのブログやってる意味ねえだろ!!!!」というわけで更新します!!! ドーパミンドバドバ!!!!

 

ここ↑が現状(書き始めた3/12/2018)ネット上で"song-XX"について言及している唯一のページかと。目を通すと端から端まで100%ヤバいことしか書いておらず「ヤバい!!!!!」しか言う事が出来なく成る…

 

・ヤバいこと①、バンド名がアレ

 まずバンド名!!! バンド名マジパネっスね、例の『200CD』でも強く推されていたオーネットとメセニーの共演盤からの引用という時点で「優勝×800000000000000000000000000000000000000000000000000000000(阿僧祇)!!!!!!!!」

しゅんばらすぃ…

 

・ヤバいこと②、メンバーがアレ

 そしてなんとバンド名だけでは飽き足らず、メンバーの皆さんも全員もれなくヤバいという…菊地さんバンド的にはいつメンですが、まだ菊地さんの音楽に触れたことがない方もいらっしゃると思うのでNAMARA音源ペタペタ!!!

 

・リーダー・サックス・ヴォーカル(とたぶんラップも)、菊地成孔さん

 元祖ブロガー、映画批評家、著述家、美食家、マツケンサンバのサックス奏者、ハピマテCD踏み(踏んでない)、瞳ちゃんの[ピーー]、サンダーボルトおじさん、アラーキーデミアンチャゼル[ピーーーー]おじさんなど複数の肩書きでおなじみの菊地さん、本業であるミュージシャンとしては「裏ドリカム」と称されたようなJ-POPから(パっと見)オーセンティックなジャズまでとても幅広い音楽をつくっている、マジヤバ天才リーダー。

 個人的には「憂鬱と官能を読んでから『戦前と戦後』ジャケを見たらビジュアルがドストライクすぎて一目惚れしてしまったおじさん(完全に吹越満さんと同じアレですよね)」、そして”Woman ~Wの悲劇~”カバーでの歌声のピュアさに二度刺されたのであった…。サブカルスターとして有名らしいが、近年からのファンなのでガチで『サブカルの人』だとは1度も思ったことがない…

 現在活動している菊地さんのユニットは

・DC/PRG

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラー

・Jazz Dommunisters

Spank Happy (予定、現在の『菊地成孔ソロ』が母体に?)

と4ツ、本バンドを加えて5ツもあるのだが、どのバンドもおなじ人が監督しているのでだいたいあらかたおおまかにジャズ(+α+α+α)が基調になっている。今バンド”song-XX”ではジャズとヒップホップの完全な融合が謀られているもよう、『菊地成孔ソロ』や大西順子さんの”Tea Times”のさらなるアップデート版になるかと思われる(無料世界には音源ないけど"Catch-22"とか"Malcolm Vibraphone X"や"U Know"とか、↓でちょっとだけ聴ける)

#268 2016.07.15 by 納品 音楽/動画 - ニコニコ動画

 菊地さんのサックス&歌唱仕事で比較的全方位に耳馴染みのするような音源。女声のボーカリストカヒミカリィさん、男声ボーカルとサックスが菊地さんです。このぺぺというバンドはラグジュアリーで、流麗で、先鋭的で、エロくて、と何から何まで最高'n 最高。

そしてこれが菊地さんボーカルのぺぺ曲の中でいちばん好きな薬師丸ひろ子さんの"Woman ~Wの悲劇"カバー。音源版はないのでここでチョロっと聴いてぜひとも『戦前と戦後』をかおう!!! キョンキョンに提供した曲のセルフカバーとかも聴けます!!

(0:24~)

 ピアニスト南博さんとのデュオ『花と水』より。ライナーに書いてあるそのまんまな音楽でとにっかく、単純で、複雑で、爽やかで、陰鬱で、セクシーで、なにより「日本人のジャズ!!!!!」という感じで315!!!

  そしてこれがラッパーとしての活動であり、キックからフロウから5連符のバーゲンセールな音源。ティポグラフィカから脈々と培われてきたであろう菊地さんの5連フェチがヒップホップという形で結実した「めちゃくちゃ尊い…😭😭😭」としか言いようのない音源である尊い…😭

(そして菊地さんだけではなく「OMSくんと谷王のベストMCなのでは…」というくらい勢いと強度のある音源なのである。10倍だぞ10倍)

 ・プレイのとくちょう、ここを聴いてくれの巻→サックスも歌もラップも、純真かつ清廉でありながら同時にダーティーでエロティックな「菊地さんならでは」のトーン/音色をもっている。とくに『菊地サックスといば「ぼへぼへ」とか「ぴぎゃ〜〜〜」っしょ』という印象をお持ちの方も多いかもしれないが、『花と水』などで聴けるクリーンなトーンでの演奏は筆舌に尽くしがたいほどの美しさである。要チェキ!!!

 

・ベース、鳥越啓介さん

 あらゆる楽曲とジャンルを横断しながらも、一聴しただけで『鳥越さん〜〜〜〜』とわかるような1本芯の通ったプレイをわれわれリスナーに聴かせてくれる鬼ヤバ天才ベーシスト。

 上でペタったペペのベースを弾いているのが鳥越さんなのですが、作曲と演奏を担当している個人名義のこちらの曲がとても素晴らしいのだ…

 椎名林檎さんのバックも務めてらっしゃるので、実はこういう楽曲も鳥越さんの担当デス。上にも書いたように、ポップスジャズに止まらず、様々なジャンルを横断しているベーシストなのです↓

 ぺぺでは『ルペ・ベレスの葬儀』などでヤバいベースソロを聴かせてくれます。上の"Crazy He Calls Me"と同じ『南米のエリザベス・テイラー』というアルバムに収録されているのでゼヒ!!!!!! ライブ版と音源版両方の、力強く、かつしなやかな美しいソロは必聴!! 歌心にあふれてます!!!

・プレイのとくちょう、ここを聴いてくれの巻→プレイの柔軟性!!! ソロベースもポップスも、菊地作品という若干特殊な仕様でもって作曲されている楽曲もみな同じ安定感で弾き倒してしまい、かつそれぞれの楽曲に見合った無骨さや繊細さをベース奏者としてバンド全体やオーディエンスに絶えずプレゼンテーションし続けるというたいへんな仕事をとてもスマートにこなしているのだ!!!

新バンド"song-XX"においては、ドラムの秋元さんとともに、どんなリズムをバンドに提供しているのか要チェキ!!! ポリリズムの嵐!!!

 

・ドラムス、秋元修太郎さん

 スキルフルすぎて「いったい何ができないんだろう…」と聞き手に思わせてしまうほどのスゴ腕天才ドラマー。

昨年菊地さんがコンダクターを務めるDC/PRGに電撃加入した秋元さん、その選考のために送った動画がコレだったらしい↓


 恐るべきドラムさばき!!!! 北の国からの成孔ヘッズ→DC/PRGへの加入という諸々の意味でスゴすぎる先輩尊敬させて頂いております(二重敬語)

 日々日々新しいリズムの探求を続けていらっしゃるようで、その諸活動は「ひょ、ひょえ…」としか言えない…

  バンドのツイッターかどこかでドラム譜が見れたような…。デスメタルポリリズムといういちばん縁遠そうな要素を複合させて楽曲にしてしまうというセンスに平伏!!!!! どこまで行ってしまうのでしょうか!! 秋元さんにドラム教わってる人超絶羨ましい!!!

 ・プレイのとくちょう、ここを聴いてくれの巻→鬼のような鍛錬によって形成されたであろう鬼のようなリズム感。「1拍を何等分したリズムで演奏するのか?」という前提は音楽においてとても重要で、ふつうロックでは2等分、ブラックミュージックでは4or6等分が基礎になるのだが、秋元さんは少なくとも倍以上の12等分にまで対応できるのだ!! 音楽に詳しくない方でもその異次元さがなんとなくおわかりいただけるのではないかと思う。

そしてそしてなんと言っても、DC/PRGとして初ライブだったにも関わらず、楽曲の中でポリリズムを他メンバーに仕掛けまくって菊地さん含めた結成当初から在籍の先輩メンバーを若干まごつかせてしまうという事態を引き起こせるほどの強心臓の持ち主!!!(笑) 要チェキ!!!

 

・ピアノ、小田朋美さん

 菊地さんの『坂本龍一渋谷慶一郎に続く東京芸大作曲科卒の非クラシック・アーティスト』というコピーとともにデビューし、超絶マジヤババンドであるCRCK/LCKSでもヴォーカルとキーボードを担当している天才ミュージシャン。あとceroのサポートでも知られる。

作編曲鍵盤の演奏どこをとっても超一流かつとても美しいため現在の倍のフェイムがないと正当に評価されているとはとても言えたモンじゃあないと思う。CRCK/LCKSとソロ『シャーマン狩り』『グッバイブルー』なにもかもが素晴らしいのでゼヒ買ってくれよな!!!! 一家に一枚グッバイブルー!!!!

田中教順さんよろしく別に隠しているわけではなさそうなので書いてしまうと、この”odamaki”さんが若かりしころの小田さんだと思われます(このアカウントが『小田朋美さん』の動画をめっちゃ高評価しまくってるので)

 そしてその約8年後、なんとおだまきさんはこう↓なっていたという…

 「表現力がすごい」とはこういうボーカルのことかなといつも思います、歌声に表情がありすぎる

(CRCK/LCKSの『傀儡』消されてなければ貼ったのに…。セカンドアルバム収録なので要チェキ!! いちど聴いたが最後、老若男女問わずみんながみんな小田さんに対して「あれ? この人オレ/わたしのこと好きなのでは?」と思い込まずにはいられなくなる魔法にかけられる)

 こちらは昨年リリースされたアルバムの視聴動画。楽曲演奏歌唱などなどなどなにもかもが素晴らしすぎるのだが、その素晴らしさとマイキング等の音響効果が乗算し合いすぎていて「マヂ泣ける…😭😭😭」な名盤。(『CDは株券』的な意味合いにおいても)ぜったい後悔しないので見かけたらすぐ買ってください!!!!

こんなに才能があって美しいピアニストさんが目の前に現れてくれたらナ…

 ・プレイのとくちょう、ここを聴いてくれの巻→最上段ですでに述べているようにクラシック出身の演奏家であるため楽譜にめっぽう強く、菊地さんいわく「(楽譜に)書けばなんでもやってくれる」。

なんでもやらされている1例がこれ、メロディ訛り放題だが楽譜にこう書いてあるのでやってやるだけなのである↓

dCprG 2015/11/18@新宿BLAZE goes on LEVEL XXX「Franz Kafka's South Amerika」tour2015 FINAL映像 Part2 - YouTube

そして、ジャズが出自ではないにも関わらずこんなみょ〜ちくりんな楽曲でもとてつもなく流麗にソロをとってしまえるのが「さすがっス…」な点。「クラシック出身だがワンコードのジャズ曲でソロが弾ける」という鍵盤奏者はきわめて貴重!!!

 そしてそして何よりの注目ポイントはステージ衣装および(菊地さんによる)メイク含めたスタイリングと、ステージ上での裸足!!!! 絵になるとかそういうレベルではない!!! 麗しい!!! 小田さんの裸足が見たくば"song-XX"などのライブにいこう!!! 見られる保証はしない!!!! 要チェキ!!!

 

 ・サックス、高井汐人さん

 バドミントンがめちゃくちゃ強い天才サックスジョニーデップ。

 バンド“JAZZ KLAXON”ではハードバップフュージョンっぽいの、スムースまでなどいろいろなジャンルの曲をプレイされており、ジャミロクワイのVirtual Insanityなども…てかすげえめっちゃ幅広!!!!

 メンバーがちょっとDCPRGおよびdCprGおよびDC/PRG(改名の回数が五木ひろしさんと同じバンド)とかぶっている“Septeto Bunga Tropis”というラテンのバンドでは、高井さんがコンポーザーとしての手腕をブイブイである。この曲は喉が焼けそうなほどスッウィ~ティ~~でロマンチック、中嶋さんのソロもすてき


 そしてそのDC/PRGは一度解散しており、高井さんはその再結成時に加入したサキソフォンプレイヤー。

この曲はガンダムの主題歌? かなんかになったはずなのだが、はずなのだが再生回数は…?

いつもこの高井さんのソロを聴きながら筋トレしてます(だいたい1曲10分強なのでものすごくちょうどいい)

  ・プレイのとくちょう、ここを聴いてくれの巻→DC/PRGでは菊地さんの出すムチャぶりに「ほいほい」と飄々と答えていく様がむちゃクールであったが、"song-XX"では菊地さんとのツインサックスのようなので、楽曲の中でふたりがどう絡んでいくのかがとても楽しみ。

 さまざまなグループでのさまざまな楽曲を聴いたのですでにお分かりかと思うが、プレイスタイルがとても幅広く(それ言っちゃほぼ全員そうなのだが)、ビバップをクールに吹きこなしたり、ポップスを甘く歌いこなしてみたり、DC/PRGで男臭い「熱血!!!」的なソロをバリバリいわしたり(マイルスバンドのソニーフォーチュンぽくてめっちゃ好きです)と、さまざまな表情をサックスで見せてくれるジョニーデップである。"song-XX"ではどんなプレイを聴かせてくれるのか要チェキ!!!

(※、好きです…)

 

 ・ラッパー、QNさん

 相模原のヒップホップクルーである”SIMI LAB”の元リーダーで、ひやひやするほど美しい天才ラッパー&トラックメイカー。脱退の際にメンバーのOMSBさんと禍根を残したものの、数年の時を経て昨年完全な和解へ(そして伝説へ…)。

 QNさんがトラックを担当した”Walk Man”という楽曲のヨレヨレに訛ったリズムが菊地さんの耳に留まり、DCPRGにフューチャーされる形で超有名ジャズレーベル"Impulse!"から世界デビューを果たしている。たしかに!! シミラボ世界デビュー済みじゃん!!!

 めちゃくちゃ勢いのあるソロ1作目収録の楽曲。HOLIDAY以降おニューと一緒に1枚目も聞き返してますがラストの"Wake Up"とか超最高…


 OMSくんがQNくんのリリックをサンプリングしてるのが「ぐ〜ちょこらんたん😭😭😭」("Welcome 2"0:40~のQNくんの歌詞をだいたい同じく0:42~の箇所でOMSくんが再現している)

 諸般のアレがアレにより近年は活動を休止していたが、↑のドロップをきっかけに新作のリリースや多数のライブ活動など、昨年末から今年にかけふたたび精力的に活動をスタート。QNくんは澄んだ瞳がとても美しい青年です応援していきましょう!!!!!!

   ・プレイのとくちょう、ここを聴いてくれの巻→QNくんの最大の持ち味といえばやはり柔軟なリズム感!! "Walk Man"のトラックや"Cheez Doggs"のフックで聴ける(1:19~など)、楽譜には書記しがたいような訛ったリズムが菊地さんにもフックになったと思われる(俗に言うところの『ティポグラフィカ一派』は「R&Bやヒップホップなど、ブラックミュージックの本質は訛ったリズムにこそある」を標榜しているので)。

QN "Cheez Doggs feat. JUMA" - YouTube

 「ジャズとヒップホップの融合」と聴いた時に思い浮かべるのはまずこれ↓であり、

Kendrick Lamar - For Free? - YouTube

これへの菊地さんのアンサーが先に書いた"Tea Times"収録の"Malcolm Vibraphone X"なのだが、本バンドではそれらをまたさらにネクストの段階へと押し上げていくのだろうということは想像に難くない。

つまりラップのうしろが『ヒップホップ的』なワンループのトラックではなく、より『ジャズ的』な、刻一刻と音楽やリズムが変化していくトラックであり、そんな流動的な足場のなかでMCをこなさなければならないという壁がラッパーにはあるのだが、その難易度を持ち前のリズム感でひょいひょいと超えていくであろうQNくんの勇姿はまちがいなく要チェキ!!!

 

 

  というわけで、天才しかいないこのメンバーでやる音楽がつまらなくなるわけがない!!! "song-XX"!!! 推せる!!!! 箱推しだろうが成孔単推しだろうが入口関係ないんで!!!(笑) ライブなどでぜひ聴いてくださいね!!! 一緒にチアーチアーしましょう!!

最終スパンクスともども最初の第一音をお聴き逃しなきよう!! それでは!!!!

 

※追記、なんとなんとまさかのまさかで高井汐人さんa.k.a.ジョニーデップがこの記事を読んでくださったようです!!! はぇ………

尊敬してる方に触れていただけてうれしい!!! めっちゃうれしい!!!!! マヂ泣き…😭😭😭 そしてマジで「何考えてるブラピ呼ばわり⁉️」

 "song-XX"、初ライブは5月24日に渋谷のジャズバー"JZ Brat"にて、となっておりますのでご興味ある方はこの機会をお見逃しなく!!! とてつもないことになります!!!(予言)

そして文中にも登場したグループ“Septeto Bunga Tropis”は現在アルバム製作中!! 完成&発売はまだ先かと思われますが楽しみに待ちましょう!!! ヤバいなんだかグチャグチャになった右手も快方へ向かっているような気がします!!! それでは、今度こそそれでは!!!